テントの使用
1.テントの使用法
①受付で利用許可証と引き換えに、テント番号とキー番号を受け取り、現地へ。
②面平にて使用するテントの前室トビラを左右のファスナーで開けます。
③ファスナーの開閉はゆっくりていねいに動かします。早い動きで行うとスライダーにフラップカバーが食い込みます。注意しましょう。
④前室付きフライシート(雨カバー)のトビラを全開にすると土間の大きなスペースがあり、靴の着脱や、ザックを置いたり雨天時には炊事ができます。
⑤カギはテント本体のファスナースライダーについています。知らされた数字で開けてください。留守時や下山時には施錠してください。※カギは失くさないために、開けたら常に片方のスライダーに施錠しておきましょう。
⑥前室にも空気の入れ替え用のベンチレーター(換気口)がついています。
⑦テント本体の入口は二重トビラです。内側はメッシュで暑い時や虫対策です。
⑧二重トビラは本体、メッシュとも別々に丸めて止めることができます。
⑨テント内には快適な厚さ40ミリのウレタンマットレスが敷き詰められています。防水カバーにより濡れや湿度の影響は少ないですが、液体をこぼした場合はふき取ってください。
⑩テント内スペースは3人用サイズでゆったりです。ウレタンマットレスの下にはアルミ蒸着シートが敷かれ断熱効果を高くしてあります。
⑪テント内には2か所のベンチレーター(換気口)があり口ヒモの開閉で調整できます。
⑫前室での調理のスタイル、必ずコンロ台を使用してください。なお、テント内では絶対にコンロを使わないください。ナイロン素材のため火事と二酸化炭素中毒の危険があります。※テント内火気厳禁・禁煙
⑬本体テントとフライシート(雨カバー)の間は、空間を保つことで保温や防水効果が高まります。フライシートの張綱や張ゴムのゆるみを時々直しましょう。
⑭張綱の張り具合を調整するスライダーです。緩い時は強く張りましょう。張ゴムは外れていないかチェックです。
※テントは移動できる簡易住居といえるものですが、山間地でも国立公園や自然保護区など制約が多く、どこに張ってもよいというものではありません。この面平レンタルテント・キャンプ場も南信州観光公社が特別許可で借地し、(一社)南信州山岳文化伝統の会が管理する限定(期間と範囲)のものです。さらに年間契約でその都度現状復帰という厳しい条件です。登山者個人のテント等を張ることを許されていません。ご了承ください。
※新型コロナウイルスが終息するまで、スリーピングバッグ(シュラフ)は設置できません。ご利用の皆様、お忘れの無いようお願い申し上げます。