現地からのレポート

期間限定

「世界的登山家 大蔵喜福と行く」 旧遠山森林鉄道ウォーキング(11/8・15)催行報告


2020年11月8日と11月15日に「郷土が生んだ世界的登山家 大蔵喜福と行く」 旧遠山森林鉄道ウォーキングを催行しました。
両日ともに秋晴れの中、出発。先ずは、旧梨元停車場へ寄って「夢をつなごう森林鉄道」の会員の方や元保線員の方のお話を
聞きます。お話から往時の賑わいが伺え、これから始まる森林鉄道ウォーキングに胸を高めます。


いよいよ、本日のメインイベントのウォーキングです。
広場で準備体操をして森林鉄道の軌道跡を歩きます。
私が1年前に歩いた時は、廃道に近い感じがしましたが「南信州山岳文化伝統の会」を中心として整備をして
かなり歩きやすくなっています。


今回、特別にガイドをお願いした世界的登山家の大蔵喜福さん。
大蔵さんは「南信州山岳文化伝統の会」の顧問でもあり、このトレイルの整備もされて来ました。
1日かけて、ちょっとした小話から壮大なお話まで次から次へと興味の湧くガイドをして頂きました。


トンネルも幾つもあります。
中は手掘りの荒々しさが出てたり、ガイシが残っていたりして当時の環境が想像出来ます。
道は、整備が進んでいない区間もありますので単独でのウォーキングはおすすめしません。


沈下橋もあります。
秋も深まり、紅葉と橋の感じがとても綺麗です。
今回のウォーキングはこの辺りが最終目的地です。
ブレイクタイムを済ませ、また、来た道を戻ります。


ウォーキングの後はお楽しみのお昼です。
その道中、下栗の里と森林鉄道の軌道跡のあたりが見える展望スポットに立ち寄り、
大蔵さんよりお話をお伺いします。


昼食は高原ロッジ下栗で頂きました。
右に覗いているのは、おはぎです。
食材は地の物を中心にお蕎麦もついており、美味しくお腹一杯になりました。


午後の部は、下栗の里ビューポイントへ行くグループと下栗の里を散策するグループに分かれて
見学します。下栗の里のワンカット、すごい急傾斜ですね。人口減少とともに畑も荒廃しているところも
ちらほら、この景色がいつまでも続いてくれればいいなと勝手ながらに思いました。


こちらは、ビューポイントから見た下栗の里。
いつ見ても日本のチロルとは、良く言ったものです。


最後の学びの場は、旧木沢小学校です。
ここに立ち寄り、森林鉄道の遺品や資料の説明を「夢をつなごう森林鉄道」の会員の方からして頂きました。


旅の終わりは「かぐらの湯」です。
メンテナンス中の源泉ポンプ落下事故で現在は温泉ではなく、沸かし湯になっていますが参加者の皆さんには、
遠山のお湯で旅の砂を払い落として頂きました。
参加者は、地元の方々でしたが特に森林鉄道ウォーキングが心に残ったとの感想を沢山いただきました。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
来年は是非、通り抜けコースを企画したいと思いますね!

Staff T.^_^.T

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