平成24年9月16日(日)に南信州名山トレッキング「うまいものトレッキング」を催行しました。
天候は晴れ。爽やかな秋の空気の中、出発です。
このコースは阿智村のガイド研修の方も参加し、賑やかな一日となりました。
参加者9名と研修の方4名とスタッフ4名で清内路街道を進みます。
いよいよ、アスファルトの道と分かれ、未舗装路に入ります。
ツクバネの群生を見ることができました。羽子板遊びの羽に似ており、名前の由来に
なっているそうです。
「蛇塚」のポイントです。昔、みの道(美濃への道)と呼ばれたこの街道は、お姫様も
お嫁に行くために通ったと言われており、そのお姫様に恋をして付いてきた蛇がこの地点で
殺されたという昔話が残っています。
ガイドから道標の話を聞きます。
倒れていた事もあったそうです。
長石寺の道案内をしているとの事。今で言う看板ですね。
山つけの集落に出ると綺麗なコスモスが待っていてくれました。
暑い暑いと言っても秋は進んでいるんですよね。
説教所の境内をお借りして「うまいもの」を昼食に頂きました。
この日は地域のお母さん方々が運営する伍和食堂のお弁当を頂きました。
清内路かぼちゃや、きいもと呼ばれるじゃがいもや秋を感じる栗おこわが入っていて
とっても美味しかったです。
食事の後は清内路村の中を散策しました。
今も使われている農協です。養蚕で栄えた名残も見られ、集落の特徴も確認できました。
このコースを歩くと昔の旅人の気持になれるような気がします。今みたいに車が無い時代に
往時の方々はどんな思いで峠を越えたのか。そんな気分に浸った一日でした。
ご参加頂いた方々、ありがとうございました。
次回は10月6日(土) 遠くから見ると鬼ヶ島
「双耳峰 小城頭トレッキング」です。皆様のご参加をお待ちしています。