現地からのレポート

期間限定

南信州の「風流踊」の地を訪ねる(2/26)催行報告

令和5年2月26日(日)に、南信州こだわりの旅~南信州の風流踊の地を訪ねる~が催行されました。
この度、ユネスコ無形文化遺産に「風流踊」が登録され、南信州からは阿南町の「和合の念仏踊」と「新野の盆踊」が選ばれました。
ツアーでは、実際に行われる阿南町和合地区と新野地区を訪ね、地元の方からお話をして頂きました。

「和合の念仏踊」が行わる阿南町和合地区は古くから交通の要衝だった場所で、鎌倉時代から人が住んでいたとお聞きしました。
和合の熊野社から和合の念仏踊りが始まります。

和合の開祖とされる「宮下家住宅」も見学させて頂きました。江戸時代に建てられ、長野県宝にも指定されている建物の解説もあり、皆さん熱心に聞き入っていました。
江戸時代から大きな増改築がないところが、大変貴重と解説がありました。勉強になります。

宮下家に伝わる土雛も展示されていました。
色とりどりな土雛と旧家の雰囲気がとても良いですね。

昼食後、阿南町新野地区にある阿南町農村文化伝承センターへ向かいました。
こちらには阿南町の民俗芸能を紹介しており、地元の方からご案内して頂きました。
また伝承センター裏には、見事な八連蔵があり、なかなか見ることのない大きさに驚かれている方もいました。

当日は阿南文化会館で「第1回南信州民俗芸能フェスティバル」が開催され、和合の念仏踊や新野の盆踊の上演や、同じく県内から登録された佐久市の「跡部の踊り念仏」も上演されました。3つの民俗芸能を見られることもあり、会場は満員御礼状態で、南信州での民俗芸能への熱さを感じられました。
新型コロナの影響で、見学にも制限があったりと大変な状況でしたが、落ち着いてきたら実際のお祭りを見学してみたくなりました。

今回は「風流踊」が無形文化遺産に登録され、和合の念仏踊や新野の盆踊が選ばれましたが、南信州に多くの民俗芸能が各地区に残っています。
他の民俗芸能に興味が湧いてきたので、自由に見学行けるようになったら行ってみたくなりました。
今後も民俗芸能に関するツアーを企画して行きますので、ぜひご参加ください!

今回ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

Staff たまっき

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