現地からのレポート

期間限定

出前講演体験記⑱/日本商工会議所 観光専門委員会 2016.2.2

出前講演体験記⑱/日本商工会議所 観光専門委員会 2016.2.2

2016年02月04日
「期間限定」に関するレポート

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■久しぶりの東京駅

今回は日本商工会議所の観光専門委員会のゲストスピーカーとして
伺うこととなり、久しぶりに東京駅に降り立ちました。

乗り換えのホーム移動は別として、駅舎がリニューアルされてからはもちろん、
エキナカ商業施設がオープンしてから初めてまともに構内や周辺を歩きましたが、
その変り様にしばし唖然呆然…。
時間もあったので、1時間くらいあちこちと見て回りましたが、1日いても飽きないくらい
様々なお店や施設があって、感激するやら戸惑うやらの1コマでした。

それでも2020年東京五輪に向け、まだまだ進化するようですから楽しみも続きますね。

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さて、浮ついた気持ちを落ち着かせながら、会場の東京商工会議所の
入っている丸の内二丁目ビルの前に行くと、何とも不思議な光景に出会いました。
平日だというのにビル前の一角は歩行者天国になっていて、道路全体が
オープンテラスになっているのです。
人はこうしたゆったりとした空間を求めるものなのだなあと改めて感じました。

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まだ30分程時間があったので、隣接のかの有名な「丸ビル」に入って、
ロビー内のカフェで1杯¥594のコーヒーを飲みながら時間調整をしました。
コーヒーは場所柄もあり高かったですが、とても美味しかったです。

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出典 観光庁
■日本版DMO

今回の委員会の会議は、昨年来よく耳にする「日本版DMO」をテーマにしており、
観光庁の方による取り組み説明と当方の事例発表という組立で、東海旅客鉄道㈱の
須田相談役を委員長に、北海道から九州まで各地で活躍されている20名程の委員の
方々がご出席されておりました。

日本版DMOについては私も以前から存じておりますし、昨年から何回かそれに
関連したセミナーや講演会の講師にも招いて頂きましたが、今回は観光庁の方の
説明を直に聞ける機会でしたので、改めてわが国のみならず世界の観光全体の
現状や国の目指す方向性を確認できる有意義な時間でした。

私も南信州での取り組みをお話しましたが、終了後、多くの委員の方々からお声を
掛けていただき、益々頑張らなければとの決意を新たにしました。
こうした動きが活発化していくのはもちろん喜ばしいことではありますが、一方で、
地域として目指すべき観光の姿や中身について、自らを見失わず、地に足を着けて
進めていくことが大切だと感じさせられる機会でもありました。

高橋 充

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