南信州産地ツアー「大切なあの人に食べさせたい野菜を探す旅」2016年シリーズ第3弾、
『南信州特産 市田柿づくり体験の旅』が平成28年11月3日(祝)に催行されました。
今回35名の方にご参加いただきました。
当日の天気は見事な秋晴れで、絶好の産地ツアー日和です!!
それでは、紅葉に染まる南信州へ出発です。
2時間ほどで南信州へ到着し、さっそく柿の収穫からスタートです!
お世話になる熊谷さんから市田柿の収穫方法について説明をしていただきました。
柿畑にはオレンジ色の柿が見事に実っています。
美味しい市田柿になりそうな柿を探して1人20個収穫しました。
収穫後場所を移動し、皮むきの作業です。昔ながらの手作業でむいて頂きました。
やっぱり女性は皮をむくのが早いですね!見習いたいと思います・・・。
皮むきが終わった方から、1個ずつ柿を吊るしていきます。
市田柿の工程はすべて手作業で行われており、
農家の方の気持ちが少しでも理解して頂けたら嬉しく思います。
綺麗な柿すだれも1個ずつの積み重ねなんですね。
ここで熊谷さんがとても懐かしいものを出してくれました。
これは手回し柿むき機です。
柿を刺して固定し、ハンドルを回すと柿が回転するので、刃を当てて皮をむきます。
両手を使うのでちょっと疲れますが、1個ずつ果物ナイフで剥くとではスピードが違います。
続きまして、こちらは電動の皮むき機です。
柿を刺して固定するのは手回しと同じですが、足元にペダルがあり踏み込むと高速で柿が回転するので、
刃を当てて皮を剥きます。
また、へたの部分も回転するときに綺麗にしてくれるので手回しに比べるとかなり進化しています。
ちなみに現在は、柿に針を刺すのは禁止されているので、使用されていないそうです。
熊谷さん、市田柿づくり体験ありがとうございました。
名勝天龍峡にある割烹料理店“いまだ”にて馬刺しや南信州名物“粉豆腐”を使った昼食を頂いたあと、
同じ天龍峡にあるリンゴ園“天龍峡農園”へ移動しました。
秋の青空に赤いりんごが綺麗に映えていました。
やっぱりリンゴは新鮮さが一番です!!どの品種も水水しく美味しかったです!!
次に、飯田市山本地区にある国登録有形文化財に登録されている“杵原学校”へ。
昭和24年に建てられた木造の校舎が、そのまま残っており雰囲気が素晴らしいですよ。
写真は授業体験の1コマです。学校の歴史を分かりやすく、そして面白く話をしてくれました。
最後に飯田市が全国シェア70%を占める水引の実技体験をしたあと、ツアーが終了いたしました。
今回の市田柿づくり体験の旅はいかがでしたでしょうか??
年末には皆さんで作った市田柿と贈答用の市田柿をセットでお送り致しますので楽しみに待っていて下さいね。
今回ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
Staff たまっき