地元文化人の生き様に時代の写し鏡を観る(10/20)催行報告
地元文化人の生き様に時代の写し鏡を観る(10/20)
「期間限定」に関するレポート
令和2年10月20日(火)に”南信州ふるさと再発見の旅”~ 地元文化人の生き様に時代の写し鏡を観る~が催行されました。今回は22名という多くの方にご参加いただきました。参加された皆さん大変ありがとうございました!
まずは、幕末の女流勤王家として知られる松尾多勢子の足跡をゆかりの地・豊丘村に訪ねました。歴史民俗資料館の唐沢さんから松尾多勢子の概略をお聞きし、資料館では明治天皇の玩具や明治時代の宮内省から贈られた「正五位」など貴重な資料を見学しました。
歴史に詳しい酒井さんから、慈恩院の住職が竹姫(八代将軍 徳川吉宗の養女)の病気平癒を祈祷したため「三つ葉葵」の使用を許されたことなど慈恩院の歴史をお聞きし、慈恩院近くにある松尾多勢子の墓を参拝しました。
天気も良く、抜群の眺望日和でした!中央アルプスもきれいに見えました。
豊丘村の堀越地区にあるゲストハウス井桁屋。旧家の古民家を活用したとても素敵なお部屋で地のものを使った手作り料理を堪能しました。
喬木村出身の児童文学者・椋鳩十。国語の教科書にも載っていた「大造じいさんとガン」は有名ですね。菅沼館長さんから、椋鳩十の生い立ちや人間味あふれる生涯について、とても興味深いお話を聞きました。
江戸末期に交代寄合の旗本・阿島知久氏によって建築された茶室です。地元「曙会」の方から呈茶を、また隣の部屋にて曙月庵や知久氏の歴史について市瀬さんから分かりやすく解説をしていただきました。
※今回のツアーは、豊丘村、喬木村、そして両村にゆかりの二人の人物に焦点を当てたツアーでした。長野県地域振興局から両村の名物のプレゼントもあり、皆さんとても喜んでおられました。喬木村からは「ベリー&ゴー」のデザイン入りのデニムバック、豊丘村からは地元産のたけのこを使った「竹の子の炒め煮」(2種類)です。
今回のツアーは、地元文化人をテーマにしたため、講義や座学が入り、少し根を詰めた内容になり少しお疲れになったかもしれませんが、皆さん熱心にお聞きいただいておりました。多くの方にご参加いただき大変ありがとうございました。
byゆっきー