幕末の大平宿の世情を知り、美濃苗木城跡を訪ねる(10/17)催行報告
幕末の大平宿の世情を知り、美濃苗木城跡を訪ねる(10/17)
「期間限定」に関するレポート
令和2年10月17日(土)に”ふるさと再発見の旅”~ 幕末の大平宿の世情を知り、美濃苗木城跡を訪ねる~が催行されました。今回のツアーでは、10日(土)と17日(土)の2回ツアー実施予定でしたが、10日(土)が台風のため中止になり、参加できなった方が17日に移行していただき27名の方にご参加いただきました。あいにく雨降りの寒い1日となりましたが、参加された皆さん大変ありがとうございました!
日頃から大平宿の管理を含め、大変ご尽力いただいている広瀬さんに大平宿を案内していただきました。古建築に詳しい宮内さんからは、「せがい造り」など古建築の知恵などを説明していただきました。
飯田市歴史研究所の羽田研究員から、江戸末期の天保年間に起きた大平街道の駕籠稼ぎ騒動(飯田城下町の伝馬町などvs松川入りの村々)についての話を囲炉裏を囲んで聞き、興味津々の様子でした。
今回、27名と大変参加者が多く、紙屋と下紙屋に分かれての昼食となりました。囲炉裏を囲んで昔ながらの雰囲気の中で、砂払温泉の絶品!五平餅と紙屋の大蔵さんが用意してくれた豚汁や漬物など味わいました。特に具沢山のあったかい豚汁はとっても美味しかったですよ!
妻籠宿は何度も訪れた方も多いでしょうが、今回は「妻籠宿案内人の会」の案内で散策しました。ガイドの方の名調子!の案内に、ガイドの案内がなければ分からない妻籠宿の見どころや魅力を発見しました。
苗木城は、美濃遠山氏の有力三家(岩村・明智・苗木)の一つである苗木遠山氏が築き、江戸時代を通じて苗木藩遠山氏の居城でした。ガイドの方の案内で、苗木遠山史料館の見事な展示品(薩摩島津家との関連の品々など)に感動し、「すごい!」としか言い様のない苗木城の姿に強烈な印象を残しました。有名になったとはいえ、飯田下伊那でもまだまだ知られていない苗木城!恵那山トンネルを越えた中津川市に、こんなに素晴らしい山城があることをもっと知っていただき、多くの人に訪れてもらいたいと思いました。
※今回、大平宿から妻籠宿へ、そして少し足を延ばして中津川市の苗木城を訪れました。雨の中ではありましたが、各所の魅力を感じていただけたのではないかと思います。
また、今後も大平宿、大平街道をメインに、そして隣接する地域の知られざる観光資源にスポットを当てたツアーを行って参りますので、是非ご参加ください。今回は、多くの方にご参加いただき大変ありがとうございました。
byゆっきー