大鹿歌舞伎特別講座・中央構造線と満天の星空ツアー(7/18～19)催行報告

大鹿歌舞伎特別講座・中央構造線と満天の星空ツアー(7/18～19)催行報告
「期間限定」に関するレポート

令和2年7月18日～19日に”ふるさと再発見の旅”～大鹿歌舞伎特別講座・中央構造線と満天の星空ツアー～が、催行されました。今回は8名の方にご参加いただきました！ありがとうございます！天候が心配されますが出発です！

まず最初に向かったのは大鹿村にある国指定重要文化財の「福徳寺」。こちらを教育委員会の北村さんにご案内頂き見学しました。平安～室町時代の木造建築で、江戸時代には幕府の役人から移築を求められたが、地元の人々が守り抜いたと言い伝えが残っています。

こちらは同じく大鹿村にある「信濃宮」。山の中にあるので霧が出て幻想的な雰囲気に包まれます。こちらの神社は後醍醐天皇の第八皇子「宗良親王」を祀っています。大鹿村の歴史を北村さんに分かりやすくお話して頂きました。ありがとうございました。

昼食は「道の駅　歌舞伎の里大鹿」でいただきました。事前にメニューを選んで頂き、大鹿村の山菜をふんだんに使った蕎麦や、鹿肉の焼肉と大鹿村の名物を満喫されました。

午後は大鹿歌舞伎特別講座として、歌舞伎舞台の裏側を覗きます！午前中にご案内して頂いた北村さんは大鹿歌舞伎の大夫さんをされており、午後も引き続きよろしくお願い致します。
まずは歌舞伎役者に変身して頂きました。化粧をしていくと徐々に、歌舞伎役者に変わっていきます！

ツアーでは特別に北村さんに大夫さんをして演じて頂きました！貸切で歌舞伎を見れる機会はほとんど無いと思いますので、参加者の皆さんも熱心に見入っていましたね。その後は写真を撮ったり、化粧について質問したりと、ツアーの特別講座でしか体験できない内容となっていました。

こちらは大鹿歌舞伎秋の公演会場の市場神社です。春の公演は新型コロナの関係で公演中止となってしまいましたが、秋の公演はコロナウイルスも落ち着き、いつも通りの大鹿歌舞伎ができるのを期待しています！

宿泊は飯田市下栗にある「高原ロッジ下栗」です。“日本のチロル“と呼ばれる下栗地区にある宿泊施設で、標高1000ｍ近くあり高原のさわやかな風が吹き抜けていました。夕食は地元出身のオーナーが作った料理を頂きました。下栗いも、こんにゃく、あまごと下栗の味を満喫しました。

夕食後は星空ガイドの林さんと一緒に満天の星空を眺める予定でしたが、、、当日の天気は曇。残念ながら屋内にて星空に関するクイズ形式のお話をして頂きました。ツアー実施日頃は「ネオワイズ彗星」が近づいており肉眼で見えるチャンス！と言っておりましたが、皆様はいかがでしたでしょうか。

翌日は下栗の里ビューポイントを散策してから、しらびそ高原へ向かいます！標高1900ｍまで上がると、目の前には雄大な南アルプスが現れます！19日はとても天気が良く、荒川岳や大沢岳がハッキリ見えました！

2日目の昼食は遠山郷和田地区にある「丸西屋」で頂きました。地元でも人気の手打ちそばのお店で、そば以外にも地元野菜のかきあげや下栗いもなど遠山郷の名物がふんだんの昼食に皆さん満足されていました。

昼食後、遠山郷和田地区にある郷土資料館和田城と、隣接する龍淵寺に向かいました。和田城では霜月祭りについて解説して頂きました。話を聞いていると祭りに行きたくなってきますね！
龍淵寺では和尚さんに遠山郷の歴史についてお話して頂き、皆さん和尚さんの話に笑ったりうなずいたりしながら聞き入っていました。

今回のツアーで大鹿村から遠山郷を巡ってみましたがいかがでしたでしょうか。話には聞いているけど行ったことがなかった場所など、新しい魅力が伝わったのではないかと思います。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

Staff　たま～き