平成30年10月21日(日)に名古屋発着ツアー「大鹿歌舞伎鑑賞と宗良親王の隠れ里を訪ねる旅」が、
23名の方にご参加頂き催行されました。
当日の天気は、雲ひとつ無い快晴!!絶好の歌舞伎鑑賞日和になりそうです!!
歌舞伎の公演は12時~でしたので、午前中は大鹿村にゆかりのある「宗良親王」に関わりのある所を巡りました。
大型バスからマイクロバスに乗り換え、向かったのは宗良親王を祭神としている「信濃宮」
山の中にひっそりと建っており、宗良親王ガイドの齋藤さんよりお話を頂きました。
宗良親王は後醍醐天皇の子として、南北朝時代に南朝方で奔走されました。
和歌に長けていたこともあり、信濃宮にも宗良親王の和歌が残されております。
午前中は大鹿村の歴史浪漫に触れ、午後はお待ちかねの大鹿歌舞伎鑑賞です。
12時前に会場の「市場神社」に到着すると、すでに大勢の観客が“食べながら、飲みながら”開演を待っています。
ツアーでは特製の歌舞伎弁当をご用意致しました。大鹿歌舞伎では飲食OKなので開演前から盛り上がっています。
歌舞伎が始まる前に村長さんのお話や、地元中学生による歌舞伎鑑賞講座がおこなわれました。
“おひねり”の解説は力が入っていましたね!
いよいよ大鹿歌舞伎スタートです!私が感じたのは役者、観客の一体感が凄い!!
役者の熱も感じましたが、観客の熱も物凄く感じました。歌舞伎が分からなくてもこの雰囲気は凄いです。
盛り上がってくると、観客から「待ってましたー!」「日本一!」など掛け声、そして大量の“おひねり”が飛び交います。
舞台の上は雪が積もったように“おひねり”が積もっていました!
楽しい時間はすぐ時間が過ぎてしまい、終わりの時間を迎えました。
舞台に役者の方が並び、役者、観客みんなで恒例の「お手うち」を行い、大鹿歌舞伎秋の公演は終わりました。終わった後の皆さんの笑顔が素敵でした!
帰りに、松川町のJA直売所「もなりん」に立ち寄り、南信州の秋の味覚を購入してツアーは終わりました。
今回初めて企画をした宗良親王と大鹿歌舞伎鑑賞のツアーはいかがでしたでしょうか。
大鹿歌舞伎は日本の地歌舞伎の中では、初めて国重要無形民俗文化財に登録されており、雰囲気など楽しんでいただけたのではないかと思います。
南信州には歌舞伎の他に人形浄瑠璃、屋台獅子など、伝統芸能の魅力が溢れています。これからも皆さんに魅力が伝わるツアーを企画してきますので、ご参加をお待ち申し上げております。
今回ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
Staff たまっき~