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期間限定

出前講演体験記⑰/三遠南信メンタルハピネス協議会2015.12.2

出前講演体験記⑰/三遠南信メンタルハピネス協議会2015.12.2

2015年12月03日
「期間限定」に関するレポート

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■行きしなは道の駅巡り?
今回は三遠南信メンタルハピネス協議会の設立セミナーの記念講演で
豊橋市に伺いました。豊橋市と飯田市は国道151号の起点と終点で、
高速道を使っても30分程度早くなるか、岡崎や蒲郡は渋滞が常態化しており、
もっと時間がかかることもあるため、久しぶりに国道151号を使って
遠州入りすることにしました。

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順調な道のりでしたが、道中には丁度1時間くらいの間隔で道の駅があります。
一つ目はいつもお世話になっている阿南町の「道の駅千石平」ですが、
2つ目は「道の駅豊根グリーンポート宮嶋」という所で、今年の4月に
リニューアルオープンしたそうです。
以前の建物も木の温もりを感じる趣の良い建物でしたが、新しい建物も洗練された
綺麗なものでした。

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残念ながら当日は休館日でしたが…。3つ目は「もっくる新城」というこれも今年の
3月に新規オープンした施設です。
建物には木がふんだんに使われ、足湯も併設され、地元産品のみならず、
豊川のいなり寿司や、豊橋のちくわ、南信州の物産などもあり、色々に楽しめる場所でした。

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■実は緊張の初めてのメンタルタフネスプログラムについての講演
時間に余裕を持って豊橋市に入りましたが、実は今回のお題の
「メンタルハピネスを目指した南信州での取り組み方向」では、当社で5年程前
から実現に向けて試行錯誤している企業の人材育成研修としての
メンタルタフネス強化プログラムの取組についても話さなければならず、実績の
殆ど無い状況でお話しすることには結構プレッシャーを感じていました。

ただ、そういう時ほど色々に考えを巡らして準備を行うもので、行政と地域の
共同作業で生まれた飯田発全国発信の農家民泊の成り立ちから始まり、
東京大学大学院の牧野篤教授や飯田市、しんきん南信州地域研究所と実施した
人生リバイバルプログラムのこと、ライフバランスマネジメント研究所の渡部卓所長や、
株式会社ビジネスサクセスストーリーの川九健一郎社長とのヒアリングや意見交換を
通じてプログラム開発や流通に励んできたことなどを中心に、今そしてこれからの時代に
必要なプログラムであることをお話しました。

講演後は何名かの方に共感した、改めてお話を伺いたい、といった言葉を頂くことができ、
最低限の働きはできたかなというのが正直な感想です。

■“メンタルハピネス”とは旅への考え方を見直す運動
最後に三遠南信メンタルハピネス協議会について触れますと、昨年度私も
研究会に属してプログラム作りに関わってきましたが、実はこのことは単なる
旅行商品の開発、観光地作りとして考えるのではなく、人との関わりや自然と
自分との関係について、理解を深め、体感しようという明確な意思を持って旅に
出る事が、心を洗い、切り替え、回復させることにつながるということを広く世の中に
浸透させる運動と捉えています。
それが人を幸せに導く新たなマーケットの創造に向うのではないでしょうか。

高橋 充

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