■「前日はハロウィーンの洗礼…
前回の福島県での講演から3日後の開催となった今回の
講演ですが、午前中の設定ということもあり、都内で前泊することに
していましたが、中央道の府中付近の事故渋滞により、新宿に着いたのは
1時間遅れの夜11:00過ぎでした。
翌日は上野発の特急で行くこともあり、ホテルは御徒町に取っていたので、
JR山手線に乗り換えようと新宿駅に向ったのですが、駅構内はハロウィーン帰り
の乗客で大混雑、半分以上の人々は魔女やゾンビなどに扮したいでたちでした。
当然電車内は文字通りすし詰め状態で、魔女やゾンビ達に中年男が
埋もれているという異様な光景、電車も遅れてホテルにチェックインしたのは
午前零時を回っていました。
■懐かしの茨城の地へ
当日は山手線から朝7:00発の特急ひたちに乗り継いで高萩市を
目指しましたが、ハロウィーンの名残か、山手線には古代ギリシャの戦士達?
が乗っていました。
茨城で学生時代を過ごしたので、車窓から見える風景や他の乗客のお国訛りに
懐かしさを感じながらの移動となりました。
高萩駅に着くと事務局の方が出迎えて下さり、会場入りの前に高戸小浜海岸へ
案内して頂きました。ちょうど満潮の時間帯だったらしく、きれいな砂浜の景色は
海に隠れていましたが、先の震災の影響で相当量の砂が流れ出てしまったそうです。
自然は美しくもあり、脅威でもあることが実感されます。
■締めは茨城名物で
講演会は市役所隣接の総合福祉センターで開かれ、日曜日の午前中にも
関わらず50名ほどの方がお越しになりました。
「地方創生人材育成事業」の初回イベントとしての講演会とのことでしたので、
体験型観光の基本的な考え方と地域連携システムの構築、企画商品の作り方、
コーディネート組織のあり方など盛りだくさん且つ、出来るだけ丁寧に
お話しすることを心掛けました。参加者の皆さんは熱心に聞いておりました。
無事に講演会を終えて、事務局の方に駅までお送り頂きましたが
その際、お昼にと地元の豚カツの名店の弁当を持たせて頂きました。
駅ホームの待合室には地元の高校生が作った“はぎまろクッション”が敷かれ、
そこで早速弁当を頂きました。養豚王国茨城県のブランド豚肉“ローズポーク”の
豚カツは柔らかくジューシーに仕上がっていて大変美味しいものでした。
高萩の皆さんどうもありがとうございました。これから一つ一つ前へと進んで下さい!
高橋 充