梅開く陽気の中、3/21(祝)に南信州ウィンタートレッキング特別番外編
『春うららウォーク』を催行いたしました。
遠くは、神奈川や東京からも足をお運び頂き、総勢13名での催行と
なりました。
天竜峡駅から飯田線に乗り秘境駅金野で下車をし、
全員で準備体操をします。秘境駅で準備体操です!!なかなか、乙なものでしょ!
駅前の細い道、民家の庭先を通らせてもらい、途中岩が突出している所も
通過してしばらく歩き、やっと上段の集落に出ます。
六地蔵が佇む広場で少し小休止。昔はこの前で子どもたちが遊んだのでしょうか。
昔話に出てくるような雰囲気でした。
お昼は地元の集会所前の広場をお借りし頂きました。
私はいつもの定番カップラーメン。外で食べるので数倍おいしく感じますね。
食事の後は後半コースに向かって出発です。
なまこ壁の蔵も情緒がありますね。
昔、山で財を築いたお宅で素晴らしい石庭を拝見させて頂きました。
つい最近までお茶室もあったとの事。明治時代に京都から庭師を呼んで造られたそうです。
すごいですね。
ゴールの唐笠駅が見え丁度、豊橋行きの列車が通過しました。
こちらも天竜峡行きの列車に乗りたいところですがまだ、時間があるので
対岸の下條村の集落まで足を延ばすことにしました。
大久保集落です。大きな蚕室がありました。天竜川沿いにも広い耕地が広がっています。
住民の方のお話も聞くことがでしました。
列車の時間もあるので滞在も暫しにして再び唐笠駅へ。
唐笠駅では隣にあるライン下りの港前で作製中の和舟を見せて頂きました。
製作途中で事故で亡くなった親父さんの跡を継いで息子さんが作っているとの事。
水緩む春には天竜川でお二人の思いを乗せた雄姿を見ることが出来ると思います。
飯田線の数少ない夕方の便で天竜峡駅まで戻り、いよいよ旅の終着です。
駅近くの写真館に寄って朝撮っていただいた全体写真を頂きました。
良いお土産になりますね。
ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。
今回の旅で秘境駅のプラットホームに下りるだけでは見えない、
秘境駅を感じていただけたら、嬉しく思います。
また、夏を過ぎた頃に『とっておきの歩き旅』を企画いたしましので
ご参加下さい。皆様のお越しをお待ち申し上げています。