今回で3回目の実施となるバンビツアーの秘境駅ツアーですが、過去2回とはうって変わって、曇り空のやや肌寒い気候となりました。
それでも33名のご参加の皆様は元気一杯張り切ってスタート。いきなり始まる登山?も途中途中でガイドから生活の森の特徴や、古の田んぼの跡、動物の痕跡など、黙って歩けば見過ごしてしまうような生活や自然の証について聞きながら難なく乗り越えました。
県道に出ると、地区の方々が植えてくれたきれいに花咲くマリーゴールドやコスモスに包まれながらの散歩道、足取りも軽く前へ前へと進みます。
そして地元案内人と歩くツアーの醍醐味でもある地域の方とのふれあいの時間です。
地元のおばあちゃん有志が営む“ゆべし”の加工場でお茶と漬け物、ゆべしや柿巻きの試食の振る舞いをいただきました。
皆さんとてもうれしそうに味わいましたが、おばあちゃんもてんてこ舞いになるほどたくさんのお土産も購入していただきました。
そうそう、“坊ちゃんかぼちゃ”もいただきましたよ。どれがいいかな?
それからも地区の庄屋(親方)だった大きなお屋敷で家の方からお話を聞かせてもらったり、家の敷地?と思ってしまうような小路を抜けたり、道端のミョウガに秋を感じたりといろいろな楽しみを味わいながらゴール地点の温田駅に全員無事到着。
心配された雨は降らず、終わってみれば快適な気候のもと、汗もほどほどにかくことができました。大分広く感じるホームの上でまとめの会を行い、名残惜しく皆様の帰りの電車を見送りました。どうぞまた遊びに来てくださいね!