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期間限定

出前講演体験記・平成23年度若狭路魅力向上研修事業(11/2)

出前講演体験記・平成23年度若狭路魅力向上研修事業(11/2)

2011年11月20日
「期間限定」に関するレポート

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■若狭路での初体験とは!?
今回は、(社)若狭路観光連盟主催の平成23年度若狭路魅力向上研修事業
(地域リーダー研修)の講師という形で、福井県若狭町に行くことになりました。

研修前日の夜に若狭町入りをして、波佐見漁港の「はまべや」という民宿に泊まらせて
頂いたのですが、その日の夕食には刺身の舟盛り、アオリイカの活き造り、焼きガニなど
が次々と登場し、日頃信州の山中で暮らしている者にとっては、
盆と正月がいっぺんに来たようなものでした。
また、その時に使っていた若狭塗箸もかなり高価なものと伺って更に驚かされました。

すっかり“若狭もの”を堪能させて頂いた後で、胃の消化を助けようと民宿の周りを散歩
したのですが、しばらくすると民宿の裏山の方から「キエーッ、キエーッ」という叫び声が
何度も聞こえてきたのです。
一体何が起こったのだろうと辺りを見渡しても誰もおらず、漆黒の闇の中で妙に心細くなり、
民宿へ戻ってご主人とおかみさんに聞いたところ、シカの鳴き声だとのことでした。
飯田でも野生のシカは何度も見たことがありましたし、運転中に前を横切られて
軽く当たったこともあったのですが、シカの鳴き声というものは初めて聞きました。
昔の人々が暗闇と自然に畏怖して暮らしていたことをつい想像しましたね。

■熱気溢れる研修会
翌日はパレア若狭という福祉施設や図書館、音楽ホール等の複合施設の
会場での研修会でしたが、普段の講演会やセミナーでは大体1時間半程の
講演と30分程の質疑応答で終わりなのですが、今回は午前2時間の講演と、
午後2時間の質疑応答と座談会というボリュームのあるものでした。
講演会は体験型学習の企画・コーディネートと広域連携について2パートに
分けて行いましたが、当社の主要業務である教育旅行に関することでしたので、
ついつい力が入ってしまい、5分程時間をオーバーしてしまいました。

午後は質疑応答と座談会ということでしたが、とりあえず順番に
それぞれ今抱えている課題や疑問点を話してみようということになりました。
地域理解の取り付けや、広域連携の在り方、受入実態等々色々な話を
聞くことができました。
前々から取り組んでいる地域や、このところ力を入れ始めている地域が混在し、
それぞれの課題もありますが、若狭湾地域として上手く連携して
教育旅行を推し進める形ができていけば、今後一層大きな地域の力となって
行くだろうなと感じました。

前向きに取り組む姿勢のある方々でしたので、自分自身も大いに刺激を受けることができ、
長丁場に若干疲れもありましたが、それ以上の満足感を持って
若狭路を後にすることができました。関係者、参加者の皆さんどうもありがとうございました。

高橋 充

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