■能登の飯田へ
今回は、以前国交省の水源地域対策アドバイザー事業でお世話になった、
北陸総合通信局の斎藤局長のお招きで、能登半島の先端にある珠洲市
に行って来ました。
一体どうやって行けばいいのか考えてしまいましたが、前日金沢に泊まって
自家用車で行くことにしました。
中央道から東海環状道、東海北陸道を通ったのですが、荘川、白川郷から五箇山
まで物凄い雪の降りで路面も真っ白、道の両側も雪の壁というより雪のトンネルと
表現した方が合っているような光景でした。
北陸道に入り、雪も大分少なくなったところで最後の休憩を小矢部川SAでとりましたが、
そこでも、うず高く雪が積まれていました…。
翌朝、金沢から珠洲市に向けて出発し、昼頃に珠洲市に到着したのですが、
ふと電柱の表示を見ると珠洲市飯田町とあり、あたりを見ると飯田港、飯田小学校、
飯田町商店街、そして飯田高等学校の名前があり、何となく嬉しい気分になりました。
■全国初のエリアワンセグ
珠洲市は何と昨年の7月に既にアナログ放送が終了し、地デジに完全移行
していたことを初めて知りました。そんな経緯もあって、全国で初めてエリアワンセグ
なるものの実証実験がされることになり、当日はその電波の発射式を行ってから、
その流れでセミナーを開催することになっていたようです。
事前に案内書はいただいていましたが、あまり良く見ないでいたので、
何か人工衛星の小型版みたいなものを打ち上げるのかな?と思っておりました。
当日は森田総務大臣政務官を来賓に迎え、華やかにテープカットを行いましたが、
電波の発射式でしたので、何だかわからないうちに終わっていました。
■青森県民大会?
セミナーでは私を含めて3名が、それぞれの活動分野についての講演を行いましたが、
一人目の韓国情報化村の発表をした廉(ヨム)さんは、青森市で情報政策の仕事に
長く携わり、2人目の米田(マイタ)さんは、五所川原市の地域ICTの観光利活用の
推進のためのプロボノ活動をしている青森市民、3人目の私も小学校から高校まで
青森市に住んでいたので、能登半島の先端で青森県民大会でも開催
しているような感じでした。
普段の講演会は自分一人なので、こうして人の話を聞く機会を持つと色々な意味で
自分の心も活性化しますね。
講演会は夕方5時前には終了し、今度は一気に飯田へと向かいましたが、
帰りは白川郷付近もそれ程大雪にはなっていなかったです。ただ荘川PAの雪の量は
ケタ違いでした…。
飯田に帰ってきたのは深夜1時前、有料道路代は¥1,000でした。