お礼
公社の皆様へ
7月から今月まで延べ3ヶ月、30日間のインターンシップがいよいよ終わります。
私は、「地域資源の開拓、活用」を研修のテーマとして遥々、天龍川がやがて太平洋(遠州灘)
注ごうという磐田市から飯田にやって来ました。
全国的にも体験型観光、教育旅行に関して先進的な地位を築き、
他のモデルとなっている南信州観光公社で研修を積ませていただけましたことを心から感謝致します。
「ほんものの体験」が人の感動をよび、地域を活性化する。研修を通して学んだことは、
まさしく公社のコンセプトそのものでした。
「地域を愛する」熱い心を持つ人々、「地域の人に信頼されている」公社の社員、
様々な体験活動のファクターとして、「ひと」、「もの」、「こと」が挙げられますが、
公社の10年間が築きき上げてきたこれらの蓄積は揺るぎないものであり、
どれも魅力に満ち溢れたものでした。とりわけ「ひと」に関して、南信州でお会いした方々、
どなたもだれよりも熱い思いを持ち、体験型観光、教育旅行を支えていました。
農家民泊の太田さん、渓流釣りの菅沼さん、ラフティングの今牧さん、山に関しては、
今村さん、寺岡さんのお二人、信州大そばは仁科さん、今田平の農業体験の大平さん、
その他にも素晴らしい大勢の方々に支えられての「ほんもの」の体験活動が
実施されていることを30日間じっくり見させていただくとともに、自らも貴重な体験の場を
与えていただきました。
今後は、遠州版体験活動の資源の発掘、開拓に取り組みながら、そのプログラム化を進め、
コーディネーターとしてのビジネスモデルを構築していきたいと考えます。
ブログ
「いやー、参った!!」、「すごい!!」南信州観光公社での研修が終わります。
「ブログに何か書いて終わりにしよう!!」ということでPCに向かっていますが、
冒頭の言葉以外に適切な言葉が見つかりません。
公社を越えるプログラム開発や活動のコーディネートなんてこの先、可能なんだろうか?
今、そんな思いをしています。10年間の蓄積、まるで「風越山」であり、民泊受入農家の数、
インストラクター・ガイドの数は「天龍川の流れ」の様で、体験活動ではその指導者は、
カリスマ的な存在がいて・・・・。
「感動」は人を変えます。きっと、私は大きく変われたものと思います。
多くの魅力的な人物にお会いすることができたことが、私には何よりの財産です。
ありがとうございました。
齋藤 壽彦