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期間限定

出前講演体験記・桜島観光まちづくりセミナー(11/5)

出前講演体験記・桜島観光まちづくりセミナー(11/5)

2008年11月20日
「期間限定」に関するレポート

体験_講演_南信州観光公社
 
■鹿児島名物は桜島大根と・・・

今回はNPO法人桜島ミュージアム様からの依頼で、鹿児島市へ行くことになりました。

鹿児島と言えば桜島大根が有名で、ギネスブックにも載っているそうですが、
もう一つ鹿児島の皆さんの自慢は、世界一小さな“鹿児島小みかん”だそうです。
皆さんご存知でしたか?ちょうど収穫期に差し掛かっていた時期でしたので、
途中そこここで、いくつも小みかんが生っているみかんの木を見ることが出来ましたが、
本当にその実は小さく、紀州南高梅程度の大きさでした。

ただ残念なことに味を確かめるのを忘れておりましたが・・・。

 

体験_講演_南信州観光公社
 

■桜島を裏側から見る!
講演会は当日の夜だったので、空港からNPO法人桜島ミュージアムの担当の
中道さんが黒酢工場、大正溶岩原、埋没鳥居、展望台等々と桜島の周辺を案内して
いただいたのですが、一番驚いたのは大正溶岩原です。ほんの100年前まで
桜島は本当に“島”だったのが、大正の大噴火で九州本土と地続きとなったことを
目の当たりにしたわけです。

そしてその溶岩の上に建設された道路を通り、桜島のメインルートとは反対側から
回って、埋没鳥居、展望台へと向かいました。そして桜島港から桜島フェリーで
鹿児島市の中心街地へと移動することになりました。わずか15分の船旅でしたが、
桜島フェリーは公共交通機関でありながらなんと24時間動いているそうです。

鹿児島市内よりも、桜島に住んでいる人の方が夜遅くまで飲んでも公共の足が
確保されているわけで、しかも料金はたったの¥150です。短時間の航行にも関わらず、
船内にはお土産売店やラーメン屋まで備わっていました。

体験_講演_南信州観光公社
 
■講演会・意見交換会から懇親会へ
講演会は18:30から「かごしま県民交流センター」で行われました。
参加されたのは行政の担当者、観光協会関係者、体験受入者の方々でしたので、
会社設立の経緯から、体験プログラムのあり方、実際の反応・エピソード、
受入システムのあり方についてお話をさせてもらいました。

いつもの講演会と違ったのは、講演会の後で参加者が2グループに分かれて、
意見交換会を行ったことです。私もその輪の中に加えていただいたのですが、
実際に体験を受けている方もおり、取組姿勢や受入のあり方について、各人から
熱心な意見や、課題として考えていることなどを聞かせてもらえましたが、体験型観光に
取り組む方々の話は場所が変わっても共通する所が多々あり、良い時間を
過ごすことができました。
この手法はNPO法人桜島ミュージアム理事長の福島さんの方針だそうです。

そしてその後で皆さんと名刺交換をした際に、ある人から「お話を聞いて元気になりました。」
と言われた時は正直嬉しくなりましたね。

意見交換会の後は、昔ながらの風情のある飲み屋通りの居酒屋に場所を
移して懇親会となりました。風邪を引いて体調は今一つでしたが、折角の機会
でしたので参加しました。
おかげで生まれて初めて鳥の刺身を食すことができました。
思った以上に良い食感でなかなかの美味でした。

また6年前に南信州に視察で訪れ、今は鹿児島で農家民泊のコーディネート
をしている方も来てくれました。
こうした志を等しくする仲間同士で飲むのも良いものです。
楽しいひと時をすごし、結局日付の変わる少し前に私は失礼致しましたが、
他の皆さんはまだまだ元気で、鹿児島の街へと消えていきました。
きっとこれから鹿児島の地でしっかりと体験型観光が根付いていくことでしょう。

鹿児島の皆さん、どうもありがとうございました。

支配人  高橋 充

体験_講演_南信州観光公社
 

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