南信州の伝統野菜に親しむ~野菜作りへの誇り、野菜料理への情熱を知り、農ある生活空間の醍醐味を味わう~(3/16)催行報告
今回は久し振りに伝統野菜にスポットを当ててみました。終日雨の予報でしたが、小雨が降ったり止んだりで、思いの外コンディションは悪くなかったです。まぁ、雨降ってこその農業ですから、雨にも負ケズの一日でした。
最初に訪れたのは天龍村。ていざなす生産者組合の組合長の板倉さんの圃場です。ていざなすの栽培のほか、日本の食料自給率と種の海外依存度の関係、環境再生型農業など、食と安全や健康について考えさせられるお話を伺いました。
その後、ビニルハウスの中で、ていざなすの苗作りを体験しましたが、農業を行っている参加者の方々もおられ、質問も次々に飛び交う充実感の漂うひと時でした。
お昼は、和知野川キャンプ場に行き、ていざなすも含めた南信州の伝統野菜をふんだんに詰め込んだ「南信州まるごとランチ」をいただきました。お品書きを見るだけでも楽しくなるようなメニューでしたが、実際はそれ以上に彩り豊かな美味しいランチでした。
プロの料理人の説明やキャンプ場運営者の方のお話も聞けて、皆さんお腹も心も満たれたようです。
ちなみにまだまだ冬の寒さの残る時期でしたが、数組の方がキャンプ場を利用されていました。楽しみ方は色々ですね。
午後は天龍村を離れ、野菜ソムリエプロの資格を持つオーナーがCider Barn &moreへと向かいました。到着後、オーナーの殿倉さんからホテルを特別に案内して頂きました。素敵な空間が広がるプライベートホテルの心地良さを感じることができました。
次に殿倉さんから施設に込めた想いやこだわりを伺い、ご自身が栽培しているリンゴを原料にした3種のりんごジュースの飲み比べと自家製りんごケーキを愉しんで頂きました。りんごケーキはお母さんが作ってくれた味を再現しているそうで、とても優しい味わいでした。
今回は9名でのツアーとなりましたが、参加者の方々同士も話が弾む場面もそここにあり、和気あいあいとした旅になりました。皆様ありがとうございました。
Staff GON