南信州の“道”を辿る~歴史の道、幻の道、川の道~(3/29)催行報告
令和7年3月29日に南信州こだわりの旅「南信州の“道”を辿る~歴史の道、幻の道、川の道~」が催行されました。
今回は8名の方にお申込みいただき、ツアースタートです。
最初に向かったのは松川町にある旧三州街道「片桐宿」
ここは幕末の日本を驚かせた、水戸天狗党が泊まった場所となっております。
立派な門も復元されており、特別に建物も見学させて頂きました。
今回のテーマの一部に“歴史の道”が入っていますので、水戸天狗党が辿った道を探ります。
続いて阿智村清内路地区へ向かいました。
当時、当時清内路には関所があり、水戸天狗党が清内路を通行した時は、かなり大騒ぎだったそうです。
昼食は水戸天狗党が泊まった阿智村駒場宿にある「きたせんと」で頂きました。ごちそうさまでした。
午後は“幻の道”がテーマになっている、「旧中津川線二ツ山トンネル」です。
こちらは普段は入ることはできませんが、今回は特別にトンネル内部を見学させて頂きました。
地元の人間も知らない人が多く、少しドキドキしました。
当たり前ですが、トンネル内部は照明設備等なく真っ暗ですので、懐中電灯を使いながらゆっくり進みます。
鉄道を作るために貫通までさせたトンネルですが、鉄道工事は途中で断念し、現在はトンネルだけ残っています。
将来はトンネル自体が無くなってしまう計画があり、まさに“幻の道”です。
最後に、“川の道”がテーマの「天竜和船下り」を体験しました。
天竜川は古くから川を使っての人・物の行き来が盛んで、天龍村には川の番所が設けられていました。
現代は「天竜和船下り」が造船・操船技術を継承しています。
船頭が巧みに船を操り、川を下ります。
途中、波が荒く水しぶきが飛んできましたが、とても楽しい時間となりましたね。
今回の「南信州の“道”を辿る~歴史の道、幻の道、川の道~」はいかがでしたでしょうか。
水戸天狗党の“歴史の道”、旧中津川線の“幻の道”、和船下りの“川の道”と巡り、これまで知らなかった事にも触れられたでしょうか。
これからも南信州の歴史や伝統芸能、食に関する旅など企画してまいりますので、よろしくお願い致します。
今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
Staff たまっき