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第2回南信州民俗芸能フェスティバルと天竜川の和船文化と技に触れる旅(2/17)催行報告

令和6年2月17日(土)に、南信州こだわりの旅~第2回南信州民俗芸能フェスティバルと天竜川の和船文化と技に触れる旅~が催行されました。
今回は12名の方にご参加頂き、ツアースタートです!

午前中は天竜川の和船文化を巡ります。
最初に向かったのは、天竜川和船下りの造船所。
今冬に作っている和船もあり、船大工兼船頭の方からお話をして頂きました。

天竜川の和船は設計図等なく、見て聞いて、技を盗んで、ここまで伝承されてきています。
材料の木のご機嫌を伺いながら、釘打ち等行っているお話がありました。

船釘を打ち込むときは、独特のリズムで打ち込んで行きます。
このリズムがとても心地よく、何度聞いても聞き入ってしまいます。
参加者の方も、釘打ちの体験をさせて頂きましたが、とても難しいようです。。。
自分の手を打ち込まないように、気を付けながら体験していましたね。

続いて、船頭の体験もさせて頂きました。
舟を操る「櫂」を操作しましたが、これが難しい。。。
実際に川の中だと水の重さが加わりますので、想像するだけで大変そうですね。
船頭さんの技術に驚きです。

天竜川の和船文化に触れた後は、実際に舟に乗って川を下ります。
和船下りは何十年ぶりの方もおり、天竜川からの絶景を楽しみました。
景色よりも船頭さんの操船技術に目を奪われている方もいましたね。

午後は下條村コスモホールで開催された「第2回南信州民俗芸能フェスティバル」を鑑賞しました。
“伝統芸能の宝庫“と呼ばれる三遠南信地区の伝統芸能が集まり、披露されます。

まず最初に飯田市下栗地区の「下栗のかけ踊り」
雨乞いの儀式として伝承されております。

続いて、浜松市の「遠州大念仏」です。
高校生、大学生など若い方が多く出演されていました。

こちらは新城市に伝わる「大海の放下」です。
背中に大団扇を背負って舞うのが特徴的ですね。

最後に披露されたのが阿南町和合地区に伝わる「和合の念仏踊り」
迫力ある舞を披露してくれました。
フェスティバルが終わって会場の外に出ると、雨が降った跡がありました。
下栗のかけ踊りの効果でしょうか?!

今回の第2回南信州民俗芸能フェスティバルと天竜川の和船文化と技に触れる旅はいかがでしたでしょうか?
和船も民俗芸能もここまで大切に伝承されてきたものなので、これからも大切にしていきたいと思いますね。

これからも後世に繋げていくには、私たちが関心を持ち続けることが大切ではないかと感じました。
地元に残る、お祭りや行事、史跡など調べてみるのも面白そうですね。

今回ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

Staff たまっき

 

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