現地からのレポート

期間限定

飯田線・秘境駅「田本」周辺の魅力を五感で感じる贅沢な1日(11/18)催行報告

令和5年11月18日(土)にJR飯田線エクスカーション”飯田線・秘境駅「田本」周辺の魅力を五感で感じる贅沢な1日“が催行されました。この企画はJR飯田線活性化期成同盟会からお話を頂き、昨年に引き続きのツアーとなります。

今回も上伊那から多くの方が参加して頂き、晩秋の泰阜村・阿南町を歩きました。

集合は泰阜村にある「温田駅」。皆さん電車を利用してお越し頂きました。
特急も停まる地域の中心駅にもなっていますが、20年以上前から無人駅になっています。

歩いてすぐ、天竜川を渡り阿南町に入ります。
この大きな橋は、平成に架け替えられており、夜はライトアップもされて綺麗ですよ。

古い道祖神や、馬頭観音の前に小休憩です。
昔の人も、同じ場所で休憩したのかな。

阿南町川田地区はお茶の栽培が盛んな場所だったことから、製茶工場跡が残っています。
ゆずも実っており、日当たりが良く暖かい場所なんですね。

ここで天竜川を2度目の横断!
こちらの橋は歩行者専用のつり橋となっており、高所恐怖症の方は下を見ないでお進みください。。。

橋を渡り、10分程山道を歩くと“秘境駅”で有名な「田本駅」に到着です。
偶然にも田本駅に到着する電車も見れましたね。

ここから今回のツアーの難所が始まります。
田本駅から泰阜村田本集落まで高低差100mを一気に登ります!
“日本一険しい駅前通り“ですが、休憩をしながら、ゆっくり行きましょう。

昼食は駅前通りを登り切った先にある「奈川」でお弁当を頂きました。地元産の里芋のコロッケなどとても美味しかったです。
お弁当を食べて午後もウォーキング頑張りましょう!

泰阜小中学校には、学校美術館がありウォーキング途中に芸術鑑賞です。
先人の教育に対する熱い想いが、伝わってきますね。

大きな旧家の家屋を特別に見させて頂きました。
ほんとに綺麗にされており、私も見習いたいと思います。。。

最後に立ち寄ったのは廃校になった小学校。
ここでは、手作りこんにゃくを作っており、試食も用意して頂きました。
ありがとうございます!

今回のコースは約10キロ歩き、16時頃ゴールの温田駅に到着しました。

今回の飯田線エクスカーション”飯田線・秘境駅「田本」周辺の魅力を五感で感じる贅沢な1日“はいかがでしたでしょうか。
参加者の中には何十年ぶりに飯田線に乗車された方もおりましたね。

昨今、地方ローカル線廃止検討など暗いニュースが流れることがありますが、飯田線も…例外ではないと思います。
こんな時こそ、地元の住む私たちが飯田線に乗って、魅力を発信して行けたらな!と感じています。

「乗って残そう飯田線」
昔から言われている言葉ですけど、大切な言葉ですね。

今回ご参加された皆様ありがとうございました。

Staff たま~き

 

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