現地からのレポート

期間限定

“高級和菓子”市田柿づくり体験の旅(11/3)催行報告

令和5113(金・祝)に、「“高級和菓子”市田柿づくり体験の旅」が催行されました。

コロナ前は、「南信州産地ツアー」の一環として「市田柿づくり体験」の旅を催行してきましたが、コロナ禍で実施することができませんでしたが、4年振りに今回実施することができました。参加人数は5名様と少ない状況でしたが、南信州の特産である市田柿づくりを是非体験していただきたいと思い実施しました。

名古屋から飯田までの間、中央道高速道路がリニューアル工事実施中と行楽シーズン3連休の初日でもあったため、飯田への到着時間がだいぶ遅くなりご迷惑をお掛けしましたが、天候にも恵まれ、市田柿づくり体験や南信州の魅力に触れていただけたのではないかと思います。

飯田市に到着後、早速、市田柿づくり体験でお世話になる梅花園さんの圃場で市田柿をあっという間に20個収穫しました。

それぞれ収穫した市田柿20個をまずはピューラーと包丁で皮をむきました。折角なので梅花園の方に使い方を教えていただきながら、皮むき機も使って皮をむきました。さすが機械、アッという間に皮がむけました。皮をむいた市田柿を専門の吊るし器具に吊るしました。割と簡単に吊るせました。後は専門家である梅花園さんにお任せして12月に市田柿が出来上がるのを待ちます。最後に梅花園の方から「燻蒸」など今後の市田柿づくりの行程についてお聞きしました。ビニールハウスに吊るされた膨大な市田柿も圧巻でした。

市田柿づくりを体験した後、飯田市の中心市街地に移動しました。中心市街地ではちょうど「飯田丘のまちフェスティバル」が開催されており大変な賑わいでした。飯田市のシンボル「りんご並木」にある洋食店「テッシン」でのランチは、見た目もお洒落なランチプレートで皆さん満足されている様子でした。ランチの最後には「市田柿」のデザートも出て「市田柿」を食の面でもお楽しみいただきました。

市田柿づくり体験ツアーの最後に、市田柿の発祥の地である高森町市田にある松岡城跡を地元ガイドの方の案内で見学しました。平成29年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で一躍脚光を浴びた城跡で、女城主・井伊直虎の許婚であった井伊亀之丞が今川氏に命を狙われて、市田郷松岡城の城主である松岡氏に匿われて11年ほど過ごした場所です。最初、松岡氏の菩提寺である松源寺の鐘楼に吊るされた市田柿を見学してから城跡を見学しました。深く掘られた空堀や土塁など城跡の痕跡がとても良く残っていました。城跡の本丸のある段丘突端からは伊那谷の素晴らしい眺めを楽しみました。

「市田柿」は、南信州のブランド品として知られますが、市田柿づくりを体験することは個人では難しく、こうしたツアーの中でなければ、なかなかできない貴重な体験だと思います。今回、参加者が少ない中ではありましたが、貴重な体験をお楽しみいただけたのではないでしょうか⁉。今回お預かりしました市田柿は、梅花園さんにて責任を持って市田柿に仕上げていただきます。1225日以降になりますが、年末までに市田柿の発祥地である高森町にある専門業者の作った市田柿と併せて収穫していただいた市田柿を送りますのでそれまでお待ちください!今回は、当ツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました。

Staff ゆっき~

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