はじめに
南信州観光公社では今後遠山郷方面を重点観光地域に考え、去年に引き続き
インストラクターの養成講座を行いました。
6月24日の土曜日に、第1回講座が参加者8名において学習講座が開かれました。
回は上村地区から巡ります。途中程野地区で昔からの地形構造が残っている
地点を研修した後、雨の中しらびそ方面に向かいました。エコーライン上に残る
クレーター跡地に進み、改良版のパンフレット資料を確認しながら講師の説明を受けました。
その後はハイランドしらびそ施設に移動して、施設の支配人さんによるしらびその
客動態等の説明を受けました。
その後は現場でのお話を聞きながら、参加者と交流をして知識を高めました。
続いて大鹿村に向かいます。市村境の地蔵峠でお地蔵様に参拝して進みました。
大鹿村・上蔵地区の中心で一旦下車し、講師からの説明と資料にある古い写真と
の対比を確認出来ました。更に今回はここより15分程奥にある濃ヶ池に向かいます。
この池はタイミング合わないと見られないとの事を講師から事前に聞き、
一同見られる事を期待して到着しました。
さあ現場は、参加者の行い良かったかかなりの水が湛えられた濃ヶ池が
目の前に広がりました。
池周辺に目を向ければ、古代の地核変動によって移動したと思われる巨岩が
見受けられます。構造線上にある地域を実感させられました。
この後は、大鹿村のもう一つの中心地鹿塩地区に下ります。
小さな道の駅の感じの施設である塩の里で休憩。地元大豆を使用した豆腐工房や、
鹿塩の湧水を煮詰めて精製した山の塩も販売していて珍しい品を見学出来ました。
続いて地区にある菅沼家の白樫の巨木と、塩泉院下の皀莢の古木を見学しました。