おひさま進歩エネルギー株式会社の出資者の皆様向けのツアーについては、
2005年のオープニングイベントでお手伝いして以来、毎年お声をかけて
いただいています。
これまで、旧街道の散策や、遠山郷の霜月祭りの観覧、秋の味覚満載ツアー等々
こちらも楽しみながらの手作りツアーを企画してきました。
そして今年は、数え七年に一度の飯田お練り祭りが行われることに絡めて
「お練り祭りツアー」と銘打って、3月27日~28日の1泊2日の企画を致しました。
ツアーへのご参加は出資者14名、スタッフ3名の合計17名で、個人、友人同士、
ご夫婦、ご家族連れと様々な形でのご参加でした。
当日はそれまで数日の間続いていた雨も上がり、爽やかな青空の元での
ツアー開催となりました。
一行は先ず、飯田市公民館の屋上にあるおひさま発電所の太陽光パネルを見学し、
そこで記念撮影をパチリ、南アルプスまで綺麗に写っています。
その後、原社長の地元の獅子舞を観覧してから、自由行動で思い思いにお練り祭りを
ゆっくり楽しんでいただきました。
しかし、夕方の再集合の時には随分と気温が下がり、ブルブル震えながら戻られた方
もおられました。
今回のお泊まりは遠山郷南信濃の「いろりの宿島畑」です。
飯田から1時間15分の道のりでしたが、途中眼下に広がる雄大な天竜川の眺めや、
切り立つ崖を走る飯田線の様子を見ながら、一堂やや興奮気味に遠山の里へと
向かいました。
宿では夕食前におひさま進歩エネルギー株式会社の事業紹介と翌日の吟行の
説明会を行いました。
事業紹介の際は報告を聞くだけなので、皆さん余裕の表情でしたが、吟行の説明
になると、翌日のことを思ってなのか、幾分表情が変わってきた気がしましたね。
その後、囲炉裏端で山肉を中心とした鍋やおかずの品々を存分に召し上がって
いただきました。翌日は島畑の前にある水車の前で2回目の記念撮影です。
皆さんとても良い表情をされていますね!
遠山郷を後にして、バスは昨日通った道を戻りながら、一路天龍峡へと向かいました。
天龍峡では、ご案内人の松下三国さんの名ガイドで散策を楽しみ
(吊り橋を渡る際はそれどころじゃなかった人もいらしたようですが…)、
その後、龍峡亭でいよいよ句会です。最初は慣れない様子でしたが、進むにつれ
段々と楽しくなってきたようで、あちらこちらから笑い声が聞こえてきましたよ。
句会の締めには林悠司先生の講評をいただきましたが、先生からも句会が
初めてという人ばかりとは思えないくらいの出来栄えだ、とのお褒めの言葉を
いただきました。
どうなるかなと思っていた句会も大好評に終わり、最後にもうひとつ体験して
いただいたのが、龍峡小唄の踊りのお稽古です。
龍峡亭の若女将の手ほどきで全員無事合格!
そして最後に各々の氏名の入ったお免状をいただきました。
更にそばと五平餅の昼食と、温泉入浴を楽しんで頂き、全ての行程を終えて
無事ツアーが終了しました。
おひさまツアーは、毎回私も一味違った内容の企画をしたいと思っているツアーで、
原社長をはじめスタッフの皆様も、きっと不安も感じていることとは思いますが、
許していただいています。
しかし、ツアーを行った際のお客様の様子を拝見すると、旅だからこそこうした体験が
できて、案外楽しいものだと感じているのではないかなと自負もしております。
今後とも末長いお付き合いをお願いできればありがたいと思っています。
ご参加の皆様、スタッフの皆様2日間大変お疲れ様でした。ありがとうございました!!