名古屋発着 遠山の霜月祭り見学ツアー(12/15~16)催行報告
平成30年12月15~16日に1泊2日の行程で「遠山の霜月祭り見学ツアー」を催行しました。今回は19名の方にご参加頂きました。ありがとうございます!
当日は雲ひとつ無い快晴!凛とした冬の空気に包まれている南信州へ出発です!
南信州遠山郷に到着し、早速ですが昼食の時間です。今回お邪魔したのは飯田市南信濃にある「蕎麦処 丸西屋」手作りこんにゃく、下栗イモ、けんちん汁、そして手打ち蕎麦と、心も体も温まる料理を頂きました。ごちそうさまでした!
昼食後、遠山郷の郷土資料館「和田城」へ行き、現在、霜月祭りでご活躍されている針間さんより霜月祭りの歴史や、内容そして現在の霜月祭りの状況などをお話して頂きました。お話以外にも足の動かし方など実際に動きつけて頂き、分かりやすく霜月祭りの事を教えて頂きました。
霜月祭りの内容を深めたところで、祭り本番の会場へ向いました。
霜月祭りは宵祭りのイメージが強いですが、祭り自体は朝から行われています。ツアーでは午後3~4時頃と午後8時以降の2回にわけて見学しました。
今回のツアーでは特別に拝殿にあがらさせて頂き、ご祈祷をしてもらい背筋がピンとなりました!霜月祭り当日にご祈祷のご対応して頂き、本当にありがとうございます。
午後8時頃~午前0時頃まで霜月祭りを見学するので、今晩の宿の「いろりの宿 島畑」へ早めに行き夕食です。猪鍋や鹿肉コロッケ、自家製ごま豆腐やこんにゃくなど、どれから食べれば良いか迷うほどのお料理を頂きました。美味しかったです!
午後3時頃とは全く違い、屋台も出て社に入れないほど観客がいます。凄い熱気が外まで伝わってきました。私たちは特別に拝殿へ・・・
拝殿にあがると、湯釜を囲んで凄い人の数。地元の方を中心に掛け声が飛び、霜月祭りを盛り立てています!
そんな中、41面の面が到着しました。宮司の方が一つ一つ丁寧に取り出し、並べて行きます。どれも江戸前期~明治に作られたものばかりです。迫力のある面を間近に見る事ができ、圧倒されてしまいました。
ここからが霜月祭りの一番の盛り上がりを迎えます!まずは水の王が勇ましく登場しました。カッコ良すぎます…笑
この後、霜月祭りで最も有名な湯釜のお湯を素手ではねかける場面がありました。お湯を弾くと神社の中は大歓声。このお湯にかかると無病息災になると言われています。
写真がある良いと思うのですが…後ろからで上手く撮れていませんでした。ごめんなさいm(_ _)m
この後続々と火の王や八幡神社・遠山一族の御霊をつけた面が登場しました。一つ一つ面に表情があり面白いですよ。
終盤になり、“ばあさ”が登場です。笹を束ねた湯タブサを持って観客の頭を叩いて回ります。だんだん激しくなり、湯釜のお湯を撒き散らします…笑 前列の方はびしょ濡れになった方もいました。
最後に登場するのは“猿”です。猿が舞うことで、災難が「去る」とかけてあるそうです。“猿“は激しく何回も飛び上がるように湯釜を回っていました。飛び上がる時には、みんなで「ヨイショー」と言って盛り上がります。
“猿”が終わると、霜月祭りも終わりに近づきます。最後に神送り・かす舞などの儀式があり、万歳をして見学終了となりました。時間は0時30分過ぎ…笑 寒さと眠たさがピークですが、霜月祭りを見学して興奮したのか胸のドキドキが寝るまで続きました。
これで1日目は終了。とても長い1日でしたね。
2日目はゆっくり9時過ぎに島畑を出て豊丘村へ向いました。
道の駅「とよおかマルシェ」で“信州の伝統野菜”に認定されている源助かぶ菜漬体験を行いました。新鮮な源助かぶ菜を1人200g漬けてお持ち帰りしました。2~3日で食べごろを迎えるそうなのでそろそろ美味しく漬かっているでしょうか?
2日目の昼食は飯田市にある「ひらのや」で頂きました。地元で人気の古民家をリノーベーションしたお店で雰囲気が良いですよ。地元の食材をふんだんに使っておりおススメです!
最後にひらのやの近くにある“川本喜八郎人形美術館”に立寄って、ツアーの行程が終了しました。
今回の1泊2日「遠山の霜月祭り見学ツアー」はいかがでしたでしょうか?「眠い・煙い・寒い」と言われている霜月祭りをしっかり堪能できましたでしょうか?
また皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。
今回ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
Staff たまぁき
急遽、私も面をつけ、湯釜を2周舞わせて頂きました…笑
初めての霜月祭りで凄い経験をさせてもらいましたm(_ _)m
こちらの写真は参加者の方から頂きました。ありがとうございました!