2月25日、26日に売木村グリーンツーリズム研究会の方々と福井県若狭美浜町
に視察研修に同行させて頂きました。
日頃、農家民泊や田植え、稲刈り体験等で大変お世話になっている売木村の方々
とのご同行、また、各地で体験型観光を実践しているほんもの体験ネットワークの
メンバーへの視察でしたので私も楽しみに行ってきました。
最初に花の苗農家の方の圃場で花の作業体験をさせて頂きました。
受入農家の方から民泊の話、体験中の子供たちの話、花農家に何故なったか等
熱くお話を頂き、やはりこの事業はこういう想いの方々に支えられているんだなと
私も再度実感をさせて頂きました。
いよいよ体験に入ると農家の方から「先ず、うちの土から触ってください。」
と言われ触ってみるとフワフワの土でした。土作りに力を入れられているとの事で
視察研修参加者もノウハウを聞いている方もいました。
この土のおかげで花芽が沢山付いた元気な花の苗が出来るそうです。
宿泊させて頂いた民宿の目の前の橋です。
以前ニュースでこの場所でお祭りをしていたのを思い出しました。
民宿の方に聞いてみると国の選択無形民俗文化財の水中綱引きでした。
1月の第三日曜日に行うそうです。
冬の水中綱引きと名前を聞いただけでも、きっと威勢のよいお祭りなんでしょうね。
朝食後、売木村の方が偶然出会った漁師の方のご好意でワカメ採り体験を
させて頂きました。舟で採りに行くのかなと思ったところ、防波堤に付く
ワカメを採るとの事。見るとこんな所に沢山のワカメが…
早速、鎌で採り試食を。ヌルっとした感じと甘みを感じ、後から若干の苦みを感じました。
これが生の自然な味。色々な事、体験しないと分かりませんね。
ワカメ採りを体験させていただいた後は、若狭美浜はあとふる体験の民泊農家の方々との
情報交換会をさせて頂きました。
美浜町の受入農家の方、職員の方も見えて頂き、良い情報交換が出来たと思います。
最初はお互いに言葉も少なめでしたが時間が経つにつれて話も盛り上がりました。
時間をみると予定時刻より30分オーバー。でも折角の機会ですので逆にこれ位無いと
寂しいですね。
福井県をあとにして最後の仕上げの体験は、まちづくりで成功されている滋賀県の黒壁スクエア
で陶芸体験をしました。インストラクタ―の方より説明を聞き、いざ電動ろくろへ…
思ったより土が言うことを聞いてくれませんがやはり人が作るもの個性たっぷりのマグカップ
が出来ました。後ほど、届く作品が楽しみですね。
陶芸後は少し散策です。何度来ても街並みに魅力を感じます。
古い町屋が核となって商店や観光スポットを結んでいて歩いていても飽きないですね。
何万人の観光客が訪れるのが分かるような気がします。
参加者の方からももう少し居たかったとの話を聞きながら帰路につきました。
最後になりますが快く受け入れて頂いた若狭美浜はあとふる体験の皆さま、
ご一緒して頂いた売木村グリーンツーリズム研究会の皆様にはこの場を
借りて御礼申し上げます。
私もこの視察研修に同行させて頂き、体験型観光事業は改めて熱い想いの方に
支えられているものだと再度実感させて頂きました。
この想いが生徒の方や参加者に響き、より良い交流が出来るのだと思います。
私も「想い」をひとつのキーワードとして頑張っていきたいと思った研修となりました。
Staff T.^_^.T