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2022年新年ご挨拶

飯田 観光 冬


                  今田平人形浄瑠璃SDGs体験

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年は、新型コロナウィルスの感染収束には至らずとも、加速度的なワクチン接種の拡大、基本的な感染症対策の徹底、三度に亘る広範囲での緊急事態宣言の発出、といった総合的な施策が一定程度奏功し、秋以降、人流を過度に抑えることなく、社会・経済活動を行いながらも、感染状況は比較的低い水準を維持してきました。しかし、年末にはオミクロン株の市中感染が確認され、予断を許さない状況であることに変わりはありません。

自然界においては、毎年の様に起こる豪雨災害が頻発し、震度5弱以上の大規模地震は10回を数えました。また、社会においても、相次ぐ列車内での刺傷事件、多人数の方々が巻き添えにされた放火事件など、我々の不安や不快感を増長させるニュースが連日のように報じられました。

そうした中でも、MLB大谷翔平投手の前人未到の活躍、東京オリンピック、パラリンピックの日本選手団のメダルラッシュ、松山英樹選手の日本男子初のマスターズ制覇といった明るい話題もあり、感染症対策を施した上での文化芸術活動やスポーツなどの各種イベントが行われる様にもなってきました。

当社においては、昨年は過去最多の130校の教育旅行団体、南信州在住者向けの一般募集旅行団体など、年間1万5千人以上のお客様をお迎えすることができました。また、市町村資源の研究開発、地産地消の推進、SDGsプログラムの開発と実践、インバウンド誘致、観光施設の再生等に向けた取り組みも致しました。今年も、南信州の魅力をより深く伝えられるよう、引き続き努力を続けて参りたいと思っております。 

観光公社は数多くの地域の皆様のご理解とご協力により成り立っております。これまで支えてきていただいた地域の皆様方が引き続きご協力頂けるよう、社員一同誠心誠意、力を尽くしてまいります。

最後に、コロナ禍の一日も早い終息と、皆様にとって健やかで、実り多き一年となります様、ご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

 

株式会社 南信州観光公社

代表取締役社長 高橋 充

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